足立区のお住まいでうつ病で遡り受給（約３９５万円）が決定した事例

ご相談者

足立区在住の女性（４０代、無職）

傷病名：うつ病

受給した年金種類と等級：障害基礎年金２級

年金受給額：遡り受給５年分約３９５万円のほか、年額約７７万円

ご相談者の状況

ご相談者様は長い間、ある個人医院で事務のお仕事に従事されていましたが、院長医師の高齢に伴う医院の閉院が原因で、残念ながらその職を失うことになりました。その後、再就職を目指して活動を開始しましたが、なかなか上手くいかず、ストレスが増大しました。以前から院長医師の細かい指示によるストレスを抱えていたものの、我慢しながら勤務を続けていたため、退職後は何も手につかないほどの億劫感にさいなまれました。仕事が見つからない焦り、家族への経済的負担に対する罪悪感などが積み重なり、不眠、食欲不振、意欲低下といった症状が顕著になり、友人の勧めでメンタルクリニックを受診することにしました。

相談から申請迄のサポート

当センターを訪れた際のご相談者様は、その体調不良が見て取れる状態で、話す声もか細く話し方もゆっくりとしており、明らかにうつ状態であることがうかがえました。私たちは、ご相談者様の日常生活や健康状態の変遷について細かなヒアリングを行い、障害年金申請が可能であると判断しました。うつ病を理由とする障害年金の申請には、日常生活の具体的な困難さや、初診から現在に至る症状の変化など、診断書に詳細な情報を記載することが審査において極めて重要です。そこで、センターでのヒアリングを基にして医師が診断書にご相談者様の現状を適切に反映できるよう資料を整えて提供し、遡り認定の可能性が高いと推測して診断書は２枚作成をお願い致しました。更に、申立書においては診断書だけでは伝えきれない日常生活の細かい変化を時間軸に沿って丁寧に記述し申請書類を作成して提出致しました。

◆結果

ご相談者様のうつ病による障害年金申請から4ヶ月後、障害基礎年金2級の認定を受け、5年分の遡及認定により約395万円の一時金を受給され、さらに年間約77万円の年金が決定しました。これにより、ご相談者様の経済的な負担が大きく軽減され、心身の回復に専念していただける状況が整い、大変喜んで頂ける結果となりました。