網膜色素変性症で障害年金の申請をお考えの方へ
こんにちは、社会保険労務士の杉野です。網膜色素変性症の方はこのようなお悩みはございませんか?
・道の段差に気が付きにくく転びやすい…
・夕方薄暗くなると物が見えにくくなり外出が難しい…
・歩いているときに人と肩がよくぶつかる…
網膜色素変性症で日常生活に支障がある方は障害年金の申請がおすすめです。
こちらの記事では網膜色素変性症の方が障害年金を申請するポイントを紹介します。
当事務所は網膜色素変性症の患者会様からも過去、沢山お問い合わせを頂いており、
障害年金の申請のサポートをした実績を有しております。
実際に受給できた事例も掲載しておりますので、是非ご覧ください。
もくじ
①障害年金とは
障害年金とは、労働に支障がある場合や生活に困難がある場合に、障害者に対して支給されます。
ただし障害年金は、申立書の書き方一つで障害の等級が変わったり、支給してもらえなかったりすることも多くあります。
ご自身で手続きをされる場合、注意が必要です。
当事務所では、障害年金の申請サポートを安心価格でお手伝いしております。
お気軽にご相談ください。
②網膜色素変性症とは
網膜色素変性症は徐々に視野が狭くなり、視力を失うこともある病気です。
網膜色素変性症になった場合は、障害年金を受け取ることができるケースが多いのですが、病気が
徐々に進行していくため、本人も障害年金を受け取ることができることに気づいていない事が多いです。
視野の欠損率が50%以上で障害等級3級、障害者手帳2級の場合は、視野の欠損率が90%以上で
障害等級も2級の認定可能性が高く、過去に遡って数年分の年金を一時金として受給出来る可能性も
ありますので障害年金の申請をお薦め致します。
また、あくまで目安ですが障害者手帳2級を取得している場合は、障害年金2級に該当する可能性が高いです。
③網膜色素変性症で障害年金を申請するポイント
1.初診日について
申請するポイントの1つとして初診日の証明があります。
網膜色素変性症は遺伝性が非常に強い病気で、初診日の特定が難しい疾病です。
そのため、初診の特定をする際には過去から現在までの状況を整理して確認する必要があります。
正確な初診日の判定のために専門家にヒアリングをしてもらうことが重要です。
特に初診の病院が既に閉院していたり、既にカルテ保存が無いために初診証明書が取れない場合は
諦めずに専門家にご相談下さい。
2.診断書について
診断書を記載する際の視標が重要です。具体的にはゴールドマン又はそれに準ずる視野測定が必要
になります。
3.認定基準について
網膜色素変性症は視力・視野の数値が認定基準を満たすかどうかがポイントです。
④網膜色素変性症の受給事例
1.網膜色素変性症で障害基礎年金2級(会社員 女性)
相談者情報
女性(50代)会社員
傷病名:網膜色素変性症
受給決定した障害年金:障害基礎年金2級
年金受給額:年額約78万円
発病から現在までの経過
20代の頃から夕方うす暗くなると見えにくい状態でしたが、特に受診することなく日常生活を過ごしていました。
コンタクトレンズを作る為に眼科で検診した際に網膜色素変性症の疑いを指摘され大学病院で検査した結果、確定診断となりました。
年金事務所で障害年金の相談をしたところ初診の証明が出来ないと障害年金の認定は難しいと言われ一度は諦めていました。
インターネットを見ると初診証明書が取得出来ずとも障害年金を受給出来た事例が掲載されていたので思い切って相談することを決意されたそうです。>>詳細はこちら
【網膜色素変性症】更新で不支給になったが、再度の申請で年金が復活した事例
事例の概要
荒川区にお住まいの網膜色素変性症で障害厚生年金3級の認定を受けていた方が更新で不支給決定となったが、再チャレンジして障害年金が復活した事例
相談者のプロフィール
お住まい:東京都荒川区
年齢/性別:40代 男性
傷病名:網膜色素変性症
更新時に受給していた年金:障害厚生年金3級
相談時の状況
約6年程前に網膜色素変性症で当センターへご相談に来られ、当センターでご支援をさせて頂き、障害厚生年金3級を受給していました。
年金受給決定後は、2回ほど当センターで更新手続のご支援をさせて頂きましたが、その後はご自身で更新手続を行ってこられておりました。
今年2月の更新で既に3回目でしたが、ご自身で更新手続を行ったところ障害年金不支給の決定通知書が来て驚き、当センターへご相談のご連絡を頂くこととなりました。
網膜色素変性症は、進行性の疾病で徐々に進行することはあっても良くなることがない病気です。
これまでの更新申請では、無事に年金受給が継続されていたにも拘らず、急に不支給となったことに大変驚くと共に納得がいかず、何とか年金を復活させたいと切実なお気持ちでいらっしゃいました。
当センターのサポートと更新結果について
早速、当センターで原因究明の為に提出した診断書写しを確認したところ、視野を測定する指標の測定結果において中心視野がずれており、審査が出来ない状況であったことが判明しました。
ご相談の方はずっと大学病院の専門医に受診しており、過去の更新時も同じ医師に診断書を作成してもらっていましたが、何らかの原因でこうした事態となってしまったようです。
更新の再チャレンジの時には、別の指標で視野を再測定してもらうと共に以前の指標でも同じ視野の欠損率であることを医師に証明頂き、併せて診断書を再作成して再度更新に臨んだところ、僅か1か月後には無事に障害年金3級の認定が復活し、無事に年金受給を復活されることが出来ました。
視野の測定という専門的な内容が記載された更新診断書は、一般の方が見ても判断が困難です。
どの指標で視野を測定されたかさえ判別が難しい状況で出来上がった更新診断書の記載内容が更新審査に耐えられるか否かを判断することは困難です。
専門的な条件確認が必要な更新審査は、出来るだけ専門家のご支援を受けられるようお薦め致します。
⑤障害年金を申請する上で
網膜色素変性症で障害年金の申請する上で苦戦されるのが「初診日の証明」です。
初診日を特定し証明することに不安はありませんか?
そんな方に活用いただきたいのが当事務所の無料相談です。
⑥障害年金の無料相談について
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