足立区にお住まいでバイク事故（自損事故）で障害厚生年金３級の遡り請求が認められた事例

ご相談者

男性（４０代、会社員）

傷病名：高次脳機能障害

受給した年金種類と等級：障害厚生年金３級

年金受給額：遡り一時金として約３２０万円、月額　約５万円４千円

ご相談者の状況

仕事終了後、勤務先から夜間バイクで帰宅途中に転倒し（自損事故）救急搬送されました。精密検査の結果、前頭骨、鼻骨など骨折が認められ左前頭葉に脳挫傷が認められた状態となりました。緊急手術の後、リハビリを継続していたが嗅覚脱失の他、記憶障害、注意障害、遂行機能障害などの高次脳機能障害が残り、回復後、職場復帰をしたが以前のような働き方ができずそれによるストレスで体調不良が続いている状況でありました。勤務先からの帰宅途中での事故であることから労災申請は認められており、既に労災から年金を受給していたが障害年金も受給できる事を知り、当センターへお問い合わせをいただきました。

相談から申請迄のサポート

ご本人は最初に救急搬送された病院で治療を受けられてから、現在までリハビリを継続されており他医院での通院が無いため、直ぐに診断書の作成依頼を行いました。但し、ご本人が現在、勤務を続けており、一定の収入を得ていることから診断書には高次脳機能障害の症状や、日常生活に具体的にどのような支障が生じているかを詳しく医師に伝え、診断書を出来るだけ細かく症状が分かるように作成して頂きました。また、事故当時の状況を確認するため当時労災申請をした弁護士事務所から事故当時の状況の資料を開示してもらい、参考資料として申請手続きを行いました。労災から年金を受け取っているので、障害年金を受給場合は労災年金の一部が減額されるこことになりますが、労災と障害年金の両方を受給することが可能となります。