足立区にお住まいで網膜色素変性症で障害厚生年金１級の認定を受けた事例

ご相談者

足立区在住の男性（５０代、会社員）

傷病名：網膜色素変性症

受給した年金種類と等級：障害厚生年金１級

年金受給額：年額約１４５万円

ご相談者の状況

5，6年前頃から物が霞んで見にくくなり、近所の眼科を受診し白内障の診断を受けたが、その際に網膜色素変性症の疑いがあると指摘され精密検査の為に紹介で大きな病院を受診し、網膜色素変性症の確定診断を受けた。この病気は難病指定されており、将来は視力を失う可能性があることを知り、大変ショックを受けましたら、少しでも進行を遅らせる為に定期的に通院を継続していた。３年前に障害年金を申請したが、認定基準に達していないという審査結果により不支給となったが、令和４年８月に医師から
障害者手帳の申請を薦められ２級の可能性が高いと言われたことから再度障害年金の申請を決意した。障害年金を受給する為には専門家の支援を受けたほうが良いと考え、インターネットで網膜色素変性症の申請実績の多い社労士を検索したが、なかなかここという相談先が見つからず網膜色素変性症の患者会に相談したところ、この疾病で受給決定率が高く、多くの申請実績を有する東京障害年金相談センターを紹介され電話連絡しました。実際の相談の面談では、幼少期からの状態やこの数年の日常生活状況などを詳細にヒヤリングを受け親身に話を聞いて頂くことが出来たことから安心して障害年金の申請支援をお願いすることが出来ましたとおっしゃっておられました。

相談から申請迄のサポート

網膜色素変性症は、自覚症状に乏しく気か付かないうちに進行してしまうことが多く、初診日がいつであったかを見極めることが非常に困難な疾病です。特に、申請時に書くアンケートで幼少時からの目の状態をヒヤリングされ先天性を疑われる病気でもあり、厚生年金での申請から国民年金への申請と切り替えられてしまうケースも多くあることから初診日の確定を慎重に行うために過去から現在までの網膜色素変性症を抱えての状況の推移を詳細にヒヤリングし、準備を進めました。同時に網膜色素変性症の診断書に記載内容のチェックの慎重に行い病歴を詳細に申立書に記載し申請手続を行いました。

◆結果

網膜色素変性症での障害年金申請から３ヶ月後、障害厚生年金１級が決定し、年額約１４５万円の受給が決定しました。
前回の申請では、審査結果通知まで４か月以上かから最終的に不支給となったことから受給決定通知が来るまではご心配をされておられましたが、無事に年金が受給が決定しただけでなく１級の認定決定となったことに大変喜んで頂いた事例でした。