目の障害・網膜色素変性症で障害厚生年金2級を受給した事例
1 相談に来た時の状況
網膜色素変性症を発病から現在迄の経過
5年位前から夜間物が見づらくなってきたことに加え、最近では道を歩いている際に人と肩がぶつかります。効果的な治療もありません。症状が急激に悪化することを心配し、早めに障害年金申請を希望したい、とのご相談を受けました。
主な症状
網膜色素変性症は目の痛み等の症状は特には無いが、夜間の視力はかなり低下していて蛍光色の下で特に物が見づらいです。また、視野狭窄が進んでおり、外を歩いている際に人と肩がよくぶつかることが多いです。地下鉄など電車を乗る際は、ホームから転落しないよう注意が必要になってきています。
2 杉野社労士による見解
既に身体障害者手帳を交付されており、両目の視野が10 度以下かつ損失率95%であることから障害等級2級の該当可能性が高いと推定し、直ちに網膜色素変性症での障害年金の申請の準備に入りました。
3 受任してから申請までに行ったこと
3-1 初診日証明の取得サポート
網膜色素変性症は、どこが初診日が定めることが難しい為、複数の病院で通院歴がある場合にはその当時の目の状況を充分に確認しながら初診日を特定することが大切です。特に大人になってから網膜色素変性症と診断された場合でも眼の症状を辿っていくと幼少時に受診していることも多く見られ厚生年金からの申請しても審査の段階で国民年金への申請へと切替られてしまう場合もあります。厚生年金と国民年金では、受給する年金額が2倍以上違う場合もあるため、年金受給に大きく影響がでてしまうことになります。従って、初診日の特定は慎重に進める必要があります。 ご相談者のケースでは、過去ものもらいで受診した眼科医師から目の精密検査を薦められた事があることが判明し、精密検査した病院で初診証明を取得しました。
3ー2 診断書作成サポート
網膜色素変性症の認定は、矯正視力と視野狭窄の程度で審査が行われるが、視野を測定する際の指標が重要です。一般的には視野測定の場合、Ⅰ/2, Ⅰ/4 が使われるが、他の指標で測定された場合の診断書は無効として書類が差し戻されてしまうため、医師へ作成依頼する際の注意事項としてアドバイスを行いました。
3-3 申立書の作成
申立書の記載内容として、特に網膜色素変性症を抱えての日常生活での不便さを実際の状況から詳細に説明する方法で記述することに注意を払い慎重に作成しました。
4.結果
網膜色素変性症での障害年金の申請から決定通知到着まで約3ヶ月かかりましたが、年金機構審査部からは追加の書類要請や提出書類の内容確認なども特に無く順調に審査が進み、障害厚生年金の2級が決定しました。
一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください
当相談センターは、お客様のご事情を充分に考慮しキメ細かな対応をしております。
当相談センターはプライバシーマーク使用許諾事業者に認定されており、個人情報の適切な取り扱いと厳格な保護に努めておりますのでご安心ください。
まずはお電話かメールでご相談のご予約をしてください。
お電話はこちらから:03-3888-6614
受付時間:9:00~18:00
24時間対応のメール相談はこちらから
杉野経営労務事務所は、お客様の障害年金に関わるすべてのお悩みにお答えさせていただきます。
特にその中でもお客様が受給できる可能性のある年金に関して当事務所の社労士が丁寧にアドバイス・代行申請させていただきます。
障害年金にお悩みの方、申請されたいと思われている方は是非お電話にて無料相談についてお問合せ下さい。
ヒアリングをしっかりとさせていただきます。
お客様のご都合の良い時間を選んで頂き、日程調整をさせていただきます。
無料相談では、当事務所の障害年金専門家の社労士がお客様のお話を約30分~1時間かけて、しっかりとヒアリングさせて頂きます。
年金のアドバイスをさせて頂きます。
年金については、申請書の書き方一つでもらえる受給額が大きく変わったり、また、もらえなかったりするケースが多くあります。
当事務所のスタッフが丁寧に対応させていただきます。
是非、お電話にてお気軽にお問い合わせください。
TEL:03-3888-6614
(クリックすると電話が繋がります)
また、メールでも随時お問い合わせを行っております。こちらまで。 >> メールフォーム
関連記事
クイックタグから関連記事を探す
「網膜色素変性症」「視覚障害」の記事一覧
- 足立区で網膜色素変性症で障害厚生年金2級の認定を受けた事例
- 足立区にお住まいで網膜色素変性症で障害厚生年金1級の認定を受けた事例
- 杉並区にお住まいの網膜色素変性症で障害基礎年金2級の認定を受けた事例
- 網膜色素変性症で障害厚生年金2級に認定、遡って約5年分の年金を受給出来た事例
- 墨田区にお住まいで医師から初診証明書作成を拒否されたが、網膜色素変性症で障害基礎年金2級を受給した事例
- 新宿区にお住まいで初診証明が取れず、第3者証明により網膜色素変性症で2級の認定決定した事例
- 中央区にお住まいで網膜色素変性症で申請を諦めていたが認定された事例
- 江東区にお住まいで初診日が特定出来ず、初診証明書も取れなかった方が網膜色素変性症で障害基礎年金1級が決定した事例
- 網膜色素変性症で障害基礎年金2級 の認定を受けた事例
- 網膜色素変性症で障害厚基礎2級の認定を受けた事例
- 網膜色素変性症で障害厚生年金2級の認定を受けた事例
- 練馬区にお住まいで網膜色素変性症で障害厚生年金2級の認定を受けた事例
- 世田谷区にお住まいで網膜色素変性症で障害厚生年金2級の認定を受けた事例
- 網膜色素変性症で障害基礎年金2級の認定を受けた事例
- 文京区にお住まいで網膜色素変性症害で障害年金2級の認定を受けた事例
- 網膜色素変性症で障害厚生年金2級の認定を受けた事例
- 網膜色素変性症で障害厚基礎1級の認定を受けた事例
- 網膜色素変性症で障害基礎年金2級認定されたケース