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広範脊柱管狭窄症について

最終更新日: 2016-1-27 杉野賢一

(臨床調査個人表国更新のダウンロード)

1. 広範脊柱管狭窄症とは

広範脊柱管狭窄症とは頚椎、胸椎、腰椎の広範囲にわたり脊柱管が狭くなり、脊髄神経の障害を引き起こす病気を言います。頚椎部、胸椎部または腰椎部のうち、いずれか2カ所以上の部において脊柱管狭小化が存在しなければなりません。頚椎と胸椎の移行部または胸椎と腰椎の移行部のいずれか一カ所のみの狭小化は除かれます。

2. この病気の原因はわかっているのですか

平成2年度の全国調査では報告された患者さんの数は1,274人で年間で約2,300人と推計されています。男女比は2:1で男性に多く、中年以降特に60歳代に多く認められています。2カ所以上の狭窄部位は頚椎部と腰椎部の合併が7割を占めています。病気の原因として先天性のものもありますが、加齢とともに椎間板や椎間関節の変性が伴って狭窄を生じてくることが考えられています。

3. この病気ではどのような症状がおきますか

主に手足やからだにしびれや痛み、脱力感等を認めます。手足に力が入らなくなると介助を必要とする状態になります。また歩行時に少し休んでは歩くといった間欠跛行にもなります。排尿や排便の障害も伴うことがあります。軽微な外力、たとえば転倒等で症状が急に悪くなることもあります。

この記事の執筆者

杉野賢一
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