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【うつ病で障害年金2級】専門家が徹底解説!受給のための完全マニュアル

 

「うつ病で働くこともままならず、将来のお金のことが不安で仕方ない…」

 

出口の見えないトンネルの中にいるような、つらい日々をお過ごしのことと思います。

 

うつ病の治療には、経済的な安心感が不可欠です。

もし、あなたがうつ病によって日常生活や仕事に大きな支障が出ているなら、

「障害年金」という公的な経済的支援を受けられるかもしれません。

 

この記事には、私たちの豊富な経験から見えてきた、

「うつ病で障害年金を受給するために本当に大切なポイント」を凝縮しました。

この記事を読むことで、あなたの抱える不安が少しでも軽くなり、次の一歩を考えるきっかけになれば嬉しいです。

 

そもそも「障害年金」とは?

障害年金とは、病気やけがによって生活や仕事などが制限されるようになった場合に受け取ることができる、国から支給される公的な年金です。

あまり知られていませんが、うつ病などの精神疾患も障害年金の対象となります。

現役世代の方でも、年金の加入要件などを満たしていれば受給が可能です。

障害年金には、病気やけがで初めて医師の診療を受けたとき(初診日)に加入していた年金制度によって、「障害基礎年金」と「障害厚生年金」の2種類があります。

  • 障害基礎年金:初診日に国民年金に加入していた方(自営業、専業主婦(夫)、学生など)
  • 障害厚生年金:初診日に厚生年金に加入していた方(会社員、公務員など)

障害厚生年金は、障害基礎年金に上乗せして支給されるため、より手厚い保障となります。

 

うつ病における障害年金2級の認定基準

障害年金の等級は1級〜3級(障害厚生年金の場合)まであり、数字が小さいほど重い障害の状態を示します。うつ病で日常生活に大きな支障がある場合、「2級」に認定される可能性があります。

日本年金機構が定める2級の基準は、以下の通りです。

【障害等級2級】
日常生活が著しい制限を受けるか、又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの

具体的には、「必ずしも他人の助けを借りる必要はないが、日常生活は極めて困難で、労働により収入を得ることができない程度のもの」とされています。

例えば、以下のような状態が考えられます。

 

●食事の準備や後片付け、掃除、洗濯などの身の回りのことが、ほとんどできない。
引きこもりがちで、自発的に外出することができない。
他人との意思伝達が困難で、集団行動がとれない。
思考力や集中力が著しく低下し、何かを続けることが難しい。

 

「自分の状態は2級に当てはまるのだろうか…?」

そう思われた方も多いでしょう。実は、この基準だけでは判断が難しいため、より具体的な指標として「ガイドライン」が設けられています。

 

最重要!「精神の障害に係る等級判定ガイドライン」

審査において、客観的な判断基準として非常に重視されるのが「精神の障害に係る等級判定ガイドライン」です。

このガイドラインの存在を知っているかどうかで、申請準備は大きく変わります。

▶参考資料: 精神の障害に係る等級判定ガイドライン(厚生労働省)

 

ガイドラインの見方

このガイドラインは、2つの軸で障害の程度を評価します。

  1. 日常生活能力の「程度」:(1)~(5)の5段階で評価
  2. 日常生活能力の「判定」:7つの場面における支障度を4段階で評価

この2つの評価を、下記の表に当てはめて、障害等級の目安を判断します。

 

うつ病で2級を目指す場合、目安として、

「日常生活能力の程度」が(3)時に援助が必要である、または(4)多くの援助が必要であると評価され、

かつ「日常生活能力の判定」の平均で2.0以上の日常生活への支障が認められる必要があります。

 

この評価は、ご自身の自己申告だけでなく、医師が作成する「診断書」の記載内容が重要になります。

 

うつ病で障害年金2級を受給するための3つのポイント

ガイドラインを踏まえ、受給の可能性を最大限に高めるためのポイントは以下の3つです。

 

ポイント1:初診日の証明を確実に行う

障害年金申請のスタートラインは「初診日」を証明することです。

初診日が確定しないと、申請手続きに進むことすらできません。

最初に通院した病院で「受診状況等証明書」を取得しましょう。もしカルテが破棄されていても、諦めずに専門家へご相談ください。証明の手段は残されています。

 

ポイント2:医師に「日常生活の支障」を具体的に伝える

審査で最も重視される「診断書」。その内容は医師の裁量に委ねられます。しかし、診察の短い時間だけでは、日常生活上での困難さは伝わりきりません。

●どんなことが、どのくらいできないのか

●家族からどのような援助を受けているのか

●一人でいる時に、どんな困難があるのか

といった日常生活の状況を具体的にメモにまとめ、医師に渡すことが極めて重要です。

これにより、医師はガイドラインに沿った、あなたの実態を反映した診断書を作成しやすくなります。

 

ポイント3:「病歴・就労状況等申立書」で診断書を補強する

「病歴・就労状況等申立書」は、あなた自身が作成できる唯一の書類です。発症から現在までの日常生活や就労状況の変化を、ご自身の言葉で伝えることができます。

診断書だけでは伝わらない、気分の波や、日々のつらいエピソードなどを時系列で具体的に記述することで、診断書の信憑性を高め、審査官にあなたの苦しみを多角的に伝えることができます。

書き方一つで、結果が大きく変わることもある重要な書類です。

 

うつ病の受給事例

<30代・男性・会社員(SE)> 

SEとして勤務していましたが、長時間労働とプレッシャーから不眠、食欲不振、希死念虜が出現。精神科を受診しうつ病と診断され休職。治療に専念するも症状は改善せず、経済的な不安から当事務所にご相談されました。

【サポートのポイント】

障害認定日時点では症状が軽かったため、現在の症状で申請する「事後重症請求」で手続きを進めました。ご自身の症状をうまく医師に伝えられていないご様子だったため、日常生活の状況を詳細にヒアリングし書面に整理。主治医にお渡しすることで、実態に即した診断書を作成いただくことができました。「病歴・就労状況等申立書」でも、発症から現在までの経緯を具体的に記述し、診断書の内容を強く裏付けました。

【結果】 障害厚生年金2級が決定!年間約140万円の年金が受給できるようになり、経済的な不安から解放され、安心して治療に専念されています。

 

<40代・女性・専業主婦> 

育児やご近所付き合いの悩みから不眠、抑うつ気分が続き、心療内科を受診。やがて家事や育児が全く手につかず、一日中横になっている状態に。ご主人に勧められ、当事務所へご相談に来られました。

【サポートのポイント】 

ご本人様から「食事の準備ができない」「一人で買い物に行けない」「子供の世話ができない」といった日常生活の支障を具体的にヒアリング。その内容を参考資料として整理し、医師にお渡しすることで、ご本人の実態が正しく反映された診断書を作成いただくことができました。

【結果】 障害基礎年金2級が決定!年間約78万円の年金が受給できるようになり、ご家族も安心のなか、ご本人は治療に専念し、少しずつ回復に向かわれています。

 

障害年金 申請から受給までの流れ

①当事務所へご相談:まずはお電話やメールで状況をお聞かせください。

②年金記録・加入要件の確認:受給資格があるかを確認します。

③初診日の確定と証明書類の取得:申請の土台を固めます。

④診断書の作成依頼:医師へ的確に情報提供し、適切な診断書作成をサポートします。

⑤病歴・就労状況等申立書の作成:ヒアリングを重ね、あなたの状況を詳細に書類に落とし込みます。

⑥年金事務所へ書類提出:不備のない完璧な状態で、私たちが代理で提出します。

⑦審査:約3ヶ月~半年程度の審査期間があります。

⑧年金証書の到着・受給開始:決定後、約50日で初回の年金が振り込まれます。

 

申請に必要な主な書類

●年金請求書

●診断書(精神の障害用)

●受診状況等証明書(初診の病院で取得)

病歴・就労状況等申立書

●戸籍謄本、住民票、預金通帳のコピーなど

状況によって、さらに多くの書類が必要になる場合があります。

 

【ご注意ください】ご自身での申請に潜む落とし穴

障害年金の申請は、ご自身で行うことも可能です。

しかし、多くの方が下記のような壁にぶつかり、途中で挫折したり、不本意な結果に終わったりしています。

●書類の不備で何度も年金事務所とやり取りし、心身ともに疲弊してしまう

診断書の内容が不十分で、実態より軽い等級や「不支給」と判断されてしまう

●一度「不支給」になると、その決定を覆す(再申請・審査請求)のは非常に困難になる

特にうつ病の症状を抱えながら、この複雑で膨大な手続きをご自身で行うことは、病状の悪化にもつながりかねません。

 

専門家より:あなたの「頑張り」が、かえって落とし穴になることも

うつ病を抱える方は、真面目で責任感の強い方が多くいらっしゃいます。

「これくらいなら出来る」「迷惑はかけられない」と、つい無理をして頑張ってしまう傾向があります。

その「頑張り」が、診察時や書類作成時に、無意識のうちにご自身の状態を軽く見せてしまうことにつながるのです。

私たちは、あなたに代わって、あなたの本当の苦しみや日常生活の支障を、障害年金の審査基準という「言語」に翻訳し、正しく伝えるプロフェッショナルです。一人で抱え込み、不利な結果を招いてしまう前に、どうか私たちを頼ってください。

 

少しでも不安な方は、今すぐご相談ください

障害年金は、あなたのこれからの人生を支える、正当な権利です。

「自分も受給できる可能性があるのだろうか?」 

「何から手をつけていいか分からない」

そう感じたら、まずは第一歩として、当事務所の無料相談をご利用ください。

あなたのお話を丁寧にお伺いし、受給の可能性や今後の進め方について、分かりやすくご説明します。

あなたの心が少しでも軽くなるよう、私たちが全力でサポート致します。

未来への安心のために、ぜひお電話ください。

 

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